スレンの赤外線遮断効果

By horithren.com,

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紫根染めをやりましたので、藍の続きがが一回とんでしまいました。
30代後半の頃、当時よく行っていた飲み屋で、私が勝手にですが「へび先生」と呼ばせて頂いてる先生に度々お会いしました。蛇の研究では権威のある先生です。沖縄に行ったときにはその先生の名前で「○○先生監修」と書かれたハブ酒が売っているのを見ました。
ところで、藍の匂いに防虫効果があるという話はご存知の方もいらっしゃるでしょう。また、アメリカで西部開拓民が砂漠にいたガラガラヘビに嚙まれないように馬車の帆の生地を藍で染めてズボンにして履いていたという話を聞いたことがございます。Gパンです。私が染屋の修行をしていた頃は、ガラガラヘビが藍の匂いを嫌うからだ、と聞いた覚えがあるのですが、その先生と、Gパンとガラガラヘビの話しをした時に聞いたことは、蛇は鼻の辺りから赤外線を出していて、それで獲物を探しているのだということでした。ということは蛇が寄ってこないのは匂いでなく、赤外線で人間を感知できないからということなんしょうか。赤外線を遮断する効果が藍にはあるのか、ということでそれなら染め方の同じようなスレンならどうなのかと思い調べたら、出てきました、出てきました。蛇に見つけられないと言う事は、戦場での夜戦における赤外線スコープにも見つからないのではということで、染料メーカーが当時の防衛庁に提案したのか、しなかったのかまでは今はわかりませんが、スレン染料による赤外線偽装について、なる資料があるところから出てきました。こんな資料があるんですね。結構古いので世にどれくらい残っているのでしょうか。