ホームページを開設しました

By horithren.com,

  Filed under: ホリスレンについて


今更ですが、ホームページ開設してみました。今までは群馬県や所属する業界団体にくっついている程度でしたが、何年も前から作ろう作ろうという話ばかりで進もうとしては足踏み、進もうとしては足踏みの繰り返しでした。この度、太田市の㈱タカラデンキ 新井あけみ社長に背中を押されどうにかここまでたどり着きました。あらためましてホリスレンでございます。チーズ、綛のスレン染色を中心とした糸染め、段染め、製品染めをしております。よろしくお願い致します。

染屋、毎年夏は暑いです、というより熱いです。ですが今年は史上最高の暑さになる話はどこにいったのでしょうか。夏は毎年暑いのです。今年は暑いと毎年聞きます。世の中はむやみに騒いで、煽ってどうしようというのでしょう。毎年この季節は忘れられないため過去5年間をよく覚えています。単発で例年のように暑い日はありますが、この6年間で今年は一番涼しかったのではないでしょうか。

染色に関わることや会社に関わることをいろいろと書いていこうと思います。

ホリスレンのホリは創業者堀照尉の苗字です。スレンは染料の種類の名称です。スレン染料はその染法の難しさから、今ではスレン染料をどんな色でも使いこなせるところがかなり少なくなってしまったらしく、ある原料大手メーカーの方から「お宅の会社ならスレンを社名にしたらどうだ」と勧められ堀染色工場が法人成りする時に今の社名にした次第でございます。

合成繊維は比較的色落ちの少ない繊維ですが、天然繊維は染屋が色を落とそうと思えば落ちます。また、ユーザーが望まないところで変退色が起こることがあります。スレンは特にセルロース繊維(綿、麻、レーヨン等)において、色が落ちない変わらない最高の堅牢度を有しております。例えば弊社では今、ちまきをを縛るタコ糸を中の具材が外からでも区別が出来るように色を付けさせて頂いております。食品ですから色が落ちて他の部分に付着したりしたら大問題ですが、高温で長時間蒸されても問題ありません。このように繊維関係以外の業種でお困りの方がいらっしゃいましたら大歓迎です。どんな状況下でも色が落ちたり、変わったり、移ったりしたら困るということでお困りの方がいらっしゃいましたらどんなことでもご相談下さい。