年賀タオル
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お年賀で使うタオルを注文した時のことです。いつも真っ白なタオルだったので今回はカラータオルを注文しようかと思い「このタオルは何で染まっていますか。直接染料ですか、反応染料ですか、それともスレン染料ですか。」と聞きました。「わからないので調べて連絡します。」というご返事でした。数日してから「反応染料という染料で染まっているそうです。」と連絡が来ました。洗濯頻度の高いタオルが直接染料ということはないだろうとは思っていましたが、事前に「直接染料で染まっているようでしたら注文はできませんが。」と言ってありましたので、反応染料ならまあ我慢か、というところで注文をしました。ネットでタオルで検索し、いろいろ見ていると「スレン染めタオル」とか「このタオルはスレン染料で染められています」とかの文字をよく見ます。実際私が繊維関係者と話をしてもスレン染色のことを知っている方が少ないので仕方ないのかもしれませんが、販売している業者が知らないものを、消費者がスレン染色ですと言われてもわかるのかなと思いました。何年も前にどこかは忘れましたが一文字が2cmくらいの大きさで『スレン染色』と書いてあるタオルも店頭で見たことがありました。レーヨンと比べれば綿のタオルをスレンで染めるのはそんなに難しいことではないのかもしれませんが、染色業者でもスレンなんて全くわからないという染屋も多いので、ここでもやはりスレンというものは価値があるのでしょう。